「先祖を麁末(そまつ)にする時は我が子孫も繁昌せず」『貞丈家訓』

「先祖を麁末(そまつ)にする時は我が子孫も繁昌せず」『貞丈家訓』

713日からお盆が始まります。関東のお盆は713日からですが、関東の地獄界霊はやはりこの時期に此の世に出て来て我々に影響するのです。

だから、東京九段の靖国神社でも明日7/13から「みたま祭り」が行われるわけです。

日本では、昔から毎年713日、813日の夕方に「迎え火」をしてご先祖(祖霊)を家に迎え入れます。

そして、716816日の夕方に「送り火」をしてご先祖(祖霊)を送ります。

要するに「お盆」とは、ご先祖(祖霊)を崇拝させて頂くことなのですが、

お盆の時期に、私たちは注意することがあります。

昔からお盆には「地獄の釜の蓋が開く」と云われます。

「お盆」の時期に地獄や天国にいらっしゃるご先祖が現世(我々の住む世界)に来ても良い。と神さまに(子孫に会いに行って良いと)許された期間なのです。

但し、お盆が近づくと、「何となく体が疲れる」、「頭がボーッとする」、「やる気が出ない」という症状が現れます。

この症状は梅雨や夏バテのせいばかりではないのです。

お盆に、ご先祖(祖霊)が私たち(子孫)に憑くために起こす戒告でもあります。

「お盆」は、ご先祖(祖霊)が神様からご許可をいただいて、霊界から子孫のところへ降りられる唯一の時期です。

この時期を使って「早く供養してほしい」、「今の(地獄界の)苦しい状態を分かってほしい」、

とご先祖(祖霊)が子孫に憑いて訴えかけると云われます。

ご家族の中で神様のことに理解のある方、直感や霊感にすぐれている方など親族の中でも敏感な方にはその現象、「何となく体が疲れる」、「頭がボーッとする」、「やる気が出ない」、が強く現れます。

この時期の海水浴や海の側に行くのも避けてください。

この「お盆」の時期は、おじいさん、おばあさん、ご先祖さまの好きなものをお供えして、しかるべきお寺でご供養の祈祷をさせていただきましょう。

即ち、ご先祖様のためにさせていただく事=ご自分のためになっていく。

ということになるのです。