8月9日、日本人が忘れてはいけない長崎。

1945(昭和20)年8月9日午前11時02分、アメリカが人類史上人間に2度目の、それも広島のウラン型とは別のプルトニウム型原子爆弾を投下し、約7万4千人の命が亡くなりました。
司馬遼太郎は、人間が余りにも恐ろしくて使えない原子爆弾を日本人に投下した理由に、戦争を終わらせる為ではない。既に連合国の覇権争いになっていたし、日本国内は既に疲弊している事を知っていた筈であり、アメリカ人から見て見た目が劣る黄色人種だから落としたのであろう。と語っている。何故なら白人であるドイツに使用しなかったのはその理由であり、日本がアメリカの二種違いの原子爆弾による人体実験場になったのは今や周知の事実であると。
その事を74年経過した今も謝罪要求をアメリカに出来ない状態でいる。その日本政府の姿を今は亡き被害者に対し誠にも申し訳なく思う。

九頭龍の願いは、個々人の生活の安定の前に、世界の核兵器撤廃、世界の軍事撤廃、世界から戦争、殺戮、掠奪を無くす事にあり、我々の13日の願いも九頭龍と同じ願いでなければならない筈である。